ORICOは、MagSafeに対応した磁気吸着式のカードリーダーを発表した。磁気吸着でiPhoneに固定して使う設計で、ProRes動画をSD/TFカードへ直接保存できる。撮影、転送、充電をシームレスにつなぐ製品として、モバイルで制作するクリエイター向けに展開する。
同社はこの製品が、クリエイターが抱える悩みを解決するとしている。撮影現場でのカードの抜き差しの手間、スマートフォンの容量不足への不安、そして充電しながらデータを転送したいというニーズだ。

磁気吸着とデュアルスロットで現場の手間を減らす
カチッと固定できるMagSafe対応設計
磁気吸着式のバックカバーは、純正iPhoneとの互換性がある。カチッと固定する設計で瞬時に取り付けられ、吸着が安定していて外れにくいとしている。付属の磁気吸着リングは貼り付けるだけで使用できる。また、Androidスマートフォンやノートパソコンなど磁性を持たないデバイスでも、磁気接続の便利さを手軽に利用できるという。
SD/TFカードを同時に読み取り
SD/TF 3.0プロトコルに対応し、読み取り速度は最大104MB/s。SDカードとTFカードを同時に読み取れる機能により、メモリーカードを何度も差し替える手間が省け、制作の効率を高められるという。なお、モバイルデバイスで使う前には、安定した動作を確保するため、必ずPCでSD/TFカードをexFAT形式にフォーマットしておく必要がある。

ProRes動画の外部保存と100W PD充電
iPhone 17/16/15 Pro/Pro MaxでProRes動画を撮影する際、SD/TFカードへリアルタイムで保存できる。転送を待つ必要がなく、ストレージ容量不足の問題の解決につながるとしている。ただし、SD/TFカードの読み書き速度の制限により、ProResの外部録画では1080P解像度での使用が推奨されている。
本体には100W PDの急速充電ポートを備え、カードの読み取りやデータ転送と同時に、ノートPCやスマートフォンなどのデバイスを充電できる。長時間の撮影や素材の転送でもバッテリー切れを心配せず、制作を続けられる時間を最大化できるという。高電力のデバイスを接続する場合は、100W PD電源アダプターと組み合わせて使うよう案内されている。

対応デバイス・OSと利用時の注意点
同社によると、iPhone、MacBook、iPad Pro、Android端末をはじめ、Type-Cインターフェースを搭載したすべてのデバイスと完全に互換性がある。対応環境は以下の通り。
- デスクトップOS:Windows/Mac OS/Linux
- モバイルOS:Android/iOS
- 読み取りできるメモリーカードの例:アウトドアカメラ、ドローン、ドライブレコーダー、デジタルカメラのもの
家庭、旅行先、オフィスなど、あらゆるシーンで使える点も特徴としている。一方で、iPhone 14/13/12/11/XS/XR/X/SEで使う場合は、OTG機能付きのアダプターを別途購入する必要がある。また、SDカードまたはTFカードを挿しても通知が表示されないときは、端末の「ファイル」アプリを開き、カードが認識されているかを自分で確認するよう案内している。
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